◆認知症が気になる方へ
家族が認知症、あるいは将来の認知症を心配している方
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近年、認知症の患者さんが急増しています。
介護の必要な高齢者が増えると、経済を動かさなければならない若年層が介護に追われ、満足な収入が得られなくなります。そのためにも認知症にならないことが大切ですが、当然望んで認知症になる方はいないと思います。
ではなぜ認知症になるのでしょうか。
そしてどうすれば認知症にならずにすむのでしょうか。
ひとつは「薬の飲みすぎ」が原因と考えます。
高血圧だからと病院に行くと、血圧を下げる降圧薬が出されます。
また糖尿病やコレステロール低下剤、睡眠薬や鎮静剤、抗不安・抗精神病・抗うつ薬などの神経科用薬など、実にたくさんの薬が処方されます。
これらの薬は良く効きます。
ただし薬に頼ることで、本来の身体の機能が低下してしまうのです。
例えば血圧の薬は、血管が詰まらないために筋肉を収縮させない作用がありますが、飲み続けることで筋肉が弱ります。
睡眠薬は脳の活動を押さえ、脳神経をだめにします。
健康になると信じて薬を飲み続けることで、病気になってしまうリスクがあるのです。
日本の認知症は現在530万人!予想よりも早いペースで増加中。
1994年の厚生省(現:厚生労働省)の発表では、2020年の認知症は292万人でした。
ところが現状は予想をはるかに上回っています。
この対策は早急に行われなければならないと考えます。
私たちにできることは、「不要な薬を飲まない」こと。
いまい漢方薬局ではお一人ひとりに本当に必要な生薬を調合した漢方薬とあわせて、食事や運動などの養生を取り入れることを勧めています。
認知症になりたくない人は、ぜひご相談下さい。